朝、まだ一日が始まったばかりなのに、「早く」「ちゃんと」と自分に言い続けていることはありませんか。
遅れないように動くことと、動いている自分を責め続けることは、分けて考えてもよさそうです。今日の用事はそのままでも、自分にかける言葉を少し変える余地があるかもしれません。
予定が多くて、全部が気になる朝
今日の私は、できることを、ひとつずつでいい。
まだ終わっていないことより、今していることに戻ろう。
身支度の途中で、夕方の用事まで一度に考えてしまう。そんなときは「今は歯を磨いている」「今は鞄を用意している」と、目の前の動作に短い名前をつけてみてください。
予定を忘れそうなら一行メモしておきます。頭の中で何度も繰り返しながら、全部を同時に進めなくてもかまいません。
誰かの朝と比べてしまったとき
今見ているのは、その人の一場面。
私の今朝には、私の事情がある。
整った部屋や、朝から活動している人の投稿を見ると、自分だけが出遅れたように感じることがあります。でも、画面からは相手の一日全部も、自分との条件の違いも分かりません。
比較が苦しくなるなら、投稿を見る時間を少し後にずらす選択もあります。「見ない自分は弱い」と、もうひとつ責める理由を増やさなくて大丈夫です。
寝坊や忘れ物で、つまずいた朝
今朝のつまずきで、今日の全部は決まらない。
ここから必要なことを、ひとつ選ぼう。
遅刻しそうなら連絡をする、忘れ物に気づいたら必要な対応を考える。反省の言葉を重ねる前に、具体的にできる対応を選んでみます。
振り返るのは、少し余裕ができてからでもできます。「私はいつもだめ」ではなく、「前の晩に何を置いておくと助かるか」と、次に変えられることを考えるほうが扱いやすくなります。
言葉が入ってこない日があっても
励ましを読んでも落ち着かない朝はあります。前向きな言葉を信じられない自分まで、責める必要はありません。今日は読むのをやめる、用事を減らす、誰かに手伝いを頼む。それも選べることです。
このページの言葉は、気持ちを変える義務ではありません。ひとつだけ借りても、自分の言い方に直しても、合わなければ置いていってもかまいません。
考えを紙に整理したいときは、朝5分で心を整える3つの手順を用意しています。手順を試す余裕のない朝は、まず今日の負担を増やさないことから。
